このコロナ禍で、会議がすべて、オンラインになりました。
今日は消費者庁の委員会メンバーからお声掛けいただき、最近トラブルが増えている消費者問題の勉強会に参加しました。高名な先生方の最先端の勉強会やディスカッションに、地方、しかも自宅から飛行機に乗らずに参加できるなんて、ありがたい。遅れて入室しようとした偉い先生が人数制限で会議に加われず。コンピューターには偉い方かどうかわかりませんものね（笑）。ICTの世界は実にフラットです（笑）。
さて、コロナ禍の今、消費者トラブルが急増して問題になっているのが、マスクの送り付け商法と、オンラインショッピングで「お試し」のみと思って注文したら「継続購入」になっているケース。実は、私もつい最近、化粧品のお試しセットを購入したら、数週間後に「継続購入の商品、発送しました」とメールが届いてびっくり。慌てて「追加注文しておりません」と返信し、届いた宅配便をそのまま返送したところです。
こういうのは、「注文画面をよく見なかった（見えなかった）自分が悪いのかも」とか、「クレームや返送をするのが面倒だなあ」という、消費者、特にシニアなどの生活弱者の困惑に乗じていることも多いので、事業者にはひるまず主張しましょう。おかしい、納得できないと思ったら、「188」にお電話を。近くの消費生活センターにつながります。
写真：会議室も交通費もいらず、対面式よりも顔がよく見え、声もよく聞こえる便利さ。
（2020年5月 林 真実）
