福岡市の温暖化防止シンポジウムで、オフィスと家庭のウォームビズ・クールビズについてパネルディスカッションをしました。
コーディネーターの浅野直人先生は「これが言われ始めた頃、新しく買わせるのはあまりよくないのであえて"重ね着"といっていた。」とおっしゃっていましたし、私は実家の母が編みなおして約半世紀の間着続けられている純毛のセーターの話などもして、百貨店や大手スーパーからのプレゼンとのバランスをとりつつ議論を進めましたが、やはりおしゃれ感が加わると普及しやすくなるのが道理。会場でも福岡市の環境部長はおしゃれな黒の発熱ブーツを、スタッフの若い男性は、へちまえりのざっくりしたカーディガンをスーツの中にスマートに溶け込ませていました。
情報交換するといろいろな発見があります。百貨店のバイヤーの方が「サイズ感が大切」とおっしゃっていたのは説得力がありました。ネクタイ代わりにブローチみたいにつける「ちびタイ」は知りませんでした。「職場にクールビズ・ウォームビズをがんばっている男性がいたら、女性はぜひ褒めてあげてほしい。」のだそうです。
次は夏にクールビズの話ができるといいなあと思います。