先のエッセイでお話した、COP21を機に考える「私は何をする」の話です。私は、昨年から、ミニマリスト生活をはじめています。
「ミニマリスト」って何かって?一言で言えば、必要最小限のモノで暮らす人の事です。私の講演では数年前からミニマリストの話に触れていましたが、私自身が実践することにしたのです。
足の手術のための2週間の入院生活で、手が届く範囲にあるモノだけで暮らしたら、それがとても快適で。「本当に必要なものはごく僅か。」「少ないもので暮らすって身軽でいいなあ」ということを実感。階段につけてくれた子どもベッドの廃材リユースの手すりは本当に助かったのですが、最寄り駅もバリアフリーでなく、毎日電車を走って乗り継ぐ生活が難しくなったことも背中を押し、一人暮らしをしていた娘と合流して、駅近の古ーいマンションで、新しい生活を始めました。
入院するときに持っていった身の回り品を基本に、あとは娘が持っていた家電や必要最小限の食器や服などでスタート。あとは、熟考して、本当に必要だと思うモノだけをプラスしているところです。
モノが少ないと迷いません。動線もスムーズ。なにより、お掃除が楽しいです。
シンプルな暮らしは、快適で、低炭素。
決してストイックな性格ではないので、私流のミニマリストを目指します!
(2016年1月)